NEWS
PONKOTSU-BARON project 第2弾『回転する夜』ゲネプロレポート!!
2007年に劇団モダンスイマーズで上演された『回転する夜』。今回、PONKOTSU-BARON project第2弾として、作:蓬莱竜太、演出:和田憲明が手を組んだ本公演のゲネプロが、紀伊国屋サザンシアターで行われた。
舞台は、とある田舎町。海に面した丘の上に建つ豪華な一軒家に、兄夫婦と同居し2階の部屋で何不自由のない生活を送る、ひきこもりの青年ノボル。 ある夜、熱を出して寝込んでいるノボルの部屋に心配した義姉が現れると、全てを失ったあの一夜の記憶が夢の中で蘇る。だがその記憶は、ノボル自身によって変容し、ノボルの「現在」と交錯していく。現在と過去の狭間で、もがき続けるノボル。 終わらない夜の中で、ノボルはやがて思いもしない「真実」を知ることになる。
初日を迎えたことに関して、早山ノボル役の赤澤燈、早山サダオ役の西島顕人、佐竹アツシ役の味方良介からコメントが届いた。
●赤澤燈
リアルな人間模様を追求し、段取りなどの決まりごとやセリフ感なく、その場に生きているように演じる稽古を積んできました。それって実は当たり前のようですごく難しいものなんですが、和田憲明さんご指導の元、どうにか、ココまできました!リアルで生々しい人間模様を舞台上で表現できるよう、精一杯頑張りますので、皆さまには、是非、その目撃者になっていただければと思います。
●西島顕人
和田憲明さん演出の元、リアルなストレート芝居に挑戦しており、いい作品に仕上がっております!今まで観たことのない、僕、赤澤燈、味方良介をお見せできるかと!また、ストーリーも非常に奥深いものとなっておりますので、1度と言わず、2度3度と劇場に足をお運びいただければと思います。お待ちしております!
●味方良介
いよいよ初日を迎えますが、2年ぶりの第2弾公演をできることを非常に嬉しく思います。本作は男のやせ我慢と人間臭さの詰まった非常に魅力的な作品です。役者力が試される非常に難しい戯曲に挑戦していて、日々ハードな稽古を積んできました。スタッフさん・キャスト一丸となって、良いものを送り届け、必ず、第3弾公演つなげたく思っております。皆さん、劇場でお待ちしております!
『回転する夜』は、2016年1月30日(土)~2月7日(日)まで、紀伊国屋サザンシアターで上演中。
INFOMATION
●公演概要
作:蓬莱竜太
演出:和田憲明
日程:2016年1月30日(土)~2月7日(日) 全9回
劇場:紀伊国屋サザンシアター
出演:赤澤燈、西島顕人、味方良介/
島丈明、逸見宣明(Dotoo!)、木乃江祐希(ナイロン100℃)
料金:5,800円(前売・当日共/全席指定・税込)