NEWS
舞台『ホテル・カルフォリニア~HOTEL CALFORINIA~』ゲネプロレポート!!
ヤングマガジンにて連載されていた鬼才すぎむらしんいちの傑作クライムアクションギャグコミック『ホテル・カルフォリニア』。ヤクザ・ヤンキーからマニア・オタクまで多彩で魅力的なキャラクターを生み出す、無二のギャグセンスを持つすぎむらしんいち。そんなすぎむら作品の中でも最高傑作と名高い、エッチでバイオレンスなストーリー&ギャグの長編作品「ホテル・カルフォリニア~HOTEL CALFORINIA~」を初の舞台化。
主演には、NHK時代劇「まんまこと」で主演をつとめ、また舞台ではスーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」にも出演した福士誠治。脇を固めるのは、職人的なお笑い芸を披露する傍ら舞台、映画、ドラマなど活動の場を広げているなだぎ武、唯一無二の独特の存在感が光る松尾伴内、個性派名バイプレーヤーの平田敦子。その他、若手注目株の太田基裕、グラビアやCMでも活躍の今野杏南、劇団はえぎわの町田水城、ナイロン100℃の吉増裕士など、実力派かつ超ディープな個性派揃いが出演。
カ”リ”フォ”ル”ニアではなく、カ”ル”フォ”リ”ニア。タイトルの時点で少しズレた世界観を匂わせるが、舞台はもっとすごい。ヤクザ、ホテルの従業員、クマ、老人と、普段交わることのない人間達が、とんだ災難により同じ場所で同じ時間を共有する、そんな異色の面白さを持った舞台だった。エロ×バイオレンスを軸として絡み合うごちゃごちゃとした演出が、出演者の魅力を引き出し、“すぎむらワールド”へと私たちを連れて行く!
【STORY】
舞台は北海道の山奥の、開業を間近に控えたリゾートホテル。土砂崩れと社長の失踪によって、従業員たちが外界から完全に孤立。人里離れているのに環境は超豪華という奇妙な環境での共同生活が始まり、物語はとんでもない方向に・・・。従業員たちはコスプレを始めて人のいうことを聞かず、借金を取り立てに来たヤクザは銃をぶっ放す、クマは徘徊する、鎧武者が出没する・・・。
チンピラやろくでなし揃いの従業員見習い、どうしようもないヤクザ、老人たちが繰り広げるプチエロ&プチバイオレンス。
舞台『ホテル・カルフォリニア~HOTEL CALFORINIA~』は、2月14日(日)まで、紀伊国屋ホールにて上演中。
© すぎむらしんいち/講談社
INFOMATION
●『ホテル・カルフォリニア~HOTEL CALFORINIA~』公演概要
原作:すぎむらしんいち
脚本・演出:大堀光威
日程:2016年2月4日(木)~2月14日(日)
劇場:紀伊国屋ホール
出演:福士誠治
太田基裕、山田悠介、町田水城(はえぎわ)、山岸門人、今野杏南、天乃舞衣子、中尾ちひろ
平田敦子、吉増裕士(ナイロン100℃・リボルブ方式)/なだぎ武/松尾伴内 他
料金:7,800円(前売・当日共/全席指定/税込)