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舞台『ポセイドンの牙』囲み取材レポート!!
舞台芸術集団地下空港の第16回公演となる、舞台『ポセイドンの牙』の公開ゲネプロが1日、紀伊国屋ホールにて上演され、終演後には出演者の藤原薫、原嶋元久、猪野広樹、平田雄也、佐野勇斗(M!LK)、小槙まこ、田代絵麻、野田孝之輔、兼崎健太郎、中村龍介、渡辺和貴、西丸優子、滝川英治による囲み会見が実施された。
舞台芸術集団地下空港は『劇場に旅をする』をテーマに空間芸術と比喩的寓話を融合させた演劇スタイルを確立。人間と社会の深層を見つめ、ファンタジックなエンタテイメントで観客を魅了している。
独特な世界観が特徴である本作について、藤原は「主宰の伊藤靖朗さんの作る台本は、一字一句間違えず、句読点の位置とかもすべてその通りにやってくれっていう形で言われました。台本を読んだときに作品としてすごく面白くて、その伊藤さんがイメージする作品を自分たちが作り上げて、こういう形で作品となったのがすごくうれしく思います。」と本作への愛着を見せつけると、続けて滝川は「この作品は、地球温暖化であったり、その原因による水質汚染であったり、生命の絶滅であったり、深いテーマが掲げられております。キャストがしっかりそういうところを、深い部分をちゃんと理解して、お客様に提供できるように、一語一句心がけて挑んでいきたいなと思います。」と奥深いテーマが込められている本作への思い入れを語った。
本作で高校生役を演じる猪野が「若い俳優陣が先輩方に勝てるのは本当に熱量とパワーだと思うので、そこだけは負けないで7公演乗り切っていきたいと思います。」と年長組への対抗心を語れば、中村は「若者が多い現場で僕らもずっと若者と思ってきたんですけど、いつの間にか30を超えまして、しゃべるだけでもきついね。お客さんがいろんなハードルを設定して見に来るんですけど、そのハードルをらくらく越えられるような作品をお届けしたいと思っております。」とこちらも負けじと意気込みを語った。
最後に、地下空港のメンバーである野田が、「伊藤の脳内の世界を具現化するのにもふさわしいキャストの方とスタッフのみなさま揃っていただきましたので、どうか、見に来てください。」と述べ、会見は終了となった。
舞台『ポセイドンの牙』は、6月1日(水)より紀伊国屋ホールにて上演中。
企画・製作 メディアミックス・ジャパン
INFOMATION 主宰:伊藤靖朗 出演:藤原薫、原島元久、猪野広樹、平田雄也、佐野勇斗(M!LK)、小槙まこ 日程:●公演概要
田代絵麻(地下空港)、野田孝之輔(地下空港)
兼崎健太郎、中村龍介、渡辺和貴
滝川英治
【東京】2016年6月1日(水)~5日(日) 紀伊国屋ホール